目標1 横の連携と
縦の接続を強め、
「
学校の教育力」
を充実さ
せる
施策1
学力向上をめざす教育の推進
今後の方向性
■
目標値・
指標値
目標に対する進捗
状況
△
▽
△
□拡大 ■現状維持 □改善・効率化 □縮小 □休止・廃止 □完了
◎
△
○
47, 242 一貫教育課
関連 施策
― 小中一貫教育推進費
■
推進施策
① 小中一貫教育カリ
キュ
ラ
ム「
宇治ス
タ
ンダード
」
の検証と
推進
引き続き、小中一貫教育の成果と課題について常に検証し、より効果的な取組が進められるように必要な見直しを行っていく。
小中一貫教育全面実施より5年目となり、各中学校ブロックの推進組織体制は確立され各中学校ブロックの特色を活かした取組が進められている。 事業の概要
今後の課題
変化の激しい社会に的確に対応できるように、確かな学力を身に付け、豊かな心を育み、自ら考え、自ら行動する子どもを育成することが求められている。 画一化、硬直化した学校教育を転換し、基礎学力を確実に定着させることで、希望の進路を実現できるようにすることについては、市民の強い期待がある。こ うした市民の願いに応え、校種の違いから生じる子どもの負担を軽減し、ゆとりある学校生活の中で、9年間を見通して子どもの多様な資質や能力を伸ばす 系統的・継続的な指導を進めるため、小中一貫教育を推進する。
全中学校ブロックに小中一貫教育推進のための小中一貫教育非常勤講師(チーフコーディネーターの後補充教員・教科連携教員)の配置を行い、系統 的・継続的指導をすすめた。
各中学校ブロックの取組推進並びに啓発を目的としてブロック広報紙等を作成し配布した。
学識経験者、保護者、地域関係団体、教職員により構成された「宇治市小中一貫教育推進協議会」において、各中学校ブロックの取組等を視察するととも に、取組全般の進行管理を行った。
3.平成28年度 各施策の主な取組(個別票)
取組の効果 事 業 名 称
中学校入学に対する不安割合
(宇治市「小中一貫教育に係る意識等調査」における「中 学校入学時に悩みやとまどいがある」と回答した児童生 徒の7問平均割合)
計画策定前 現状値
27年度実績値 28年度実績値
目標値・指標値 (平成29年度)
目標値・指標値 (平成33年度)
小学校6年生 51.6% 中学校3年生
62.7%
小学校6年生 51.2% 中学校3年生
61.5%
小学校6年生 60%以上 中学校3年生
65%以上 小学校6年生
40.3% 中学校1年生
27.4% (平成25年度)
小学校6年生 34.3% 中学校1年生
25.8%
小学校6年生 34.0% 中学校1年生
25.4%
小学校6年生 30%以下 中学校1年生
25%以下 家庭学習の定着度の割合
(全国学力・学習状況調査で「普段、1時間以上」と回答し た児童生徒の割合)
小学校6年生 55.1% 中学校3年生
61.4% (平成25年度) 話し合い活動の定着割合
(全国学力・学習状況調査で「授業で話し合い活動をよく 行っていますか」に「当てはまる」「どちらかといえば当て はまる」と回答した児童生徒の割合)
100% 小学校6年生
78.1% 中学校3年生
69..9%
小学校6年生 78.1% 中学校3年生
72.0%
京都府平均 以上
学校図書館図書標準に対する図書整備率
(国で定める学校図書館の図書の整備を図る際に目標と して設定した蔵書冊数標準に対する、小・中学校の蔵書 冊数の割合)
⑧ 個別指導の充実
小学校6年生 71.8% 中学校3年生
48.6% (平成25年度)
算数・数学や理科が「好き」の割合
(全国学力・学習状況調査で「算数・数学、理科の勉強は 好きですか」という各質問に対し「当てはまる」「どちらかと いえば当てはまる」と回答した児童生徒の割合)
小6 算63.7% 理79.3% 中3 数48.7% 理52.1% (算・数:平成25 年度、理:平成24
年度)
小6 算63.2% 理77.3% 中3 数46.7% 理54.3%
小学校6年生 算数64.0% 中学校3年生
数学50.4% 78.3%
(平成24年度)
90.8% 94.9%
② 学習意欲の向上(
自ら
学ぶ意欲・
態度の育成)
③ 基礎的・
基本的な知識・
技能の定着
④ 言語活動の充実(
思考力や表現力、
コ
ミ
ュ
ニケーショ
ン能力の育成)
⑤ 外国語活動・
教科外国語の充実
⑥ 理数教育の充実
⑦ 情報教育の充実(
情報活用能力の育成)
京都府平均 以上 90%
■
主な取組
平成28年度の取組及び実績
99.2% (平成24年度)
※ 進捗状況 … 「◎」達成している 「○」概ね達成している 「△」概ね計画どおり 「▽」遅れている・改善が必要 「−」未着手
高等学校等への進学率 98.6%
決算額 所管課
千円 99.2%
今後の方向性
今後の方向性
359
研究員に負担がかからないよう、自身の実践を中心に研究内容を深めることが必要である。
施策2 千円
今後の課題
関連 施策
事業の概要
所管課 基礎学力課題支援費
「外国語活動研究部」、「情報教育研究部」については、授業公開や研修講座を実施し、多くの教員が参加して自校の教育実践につなぐことができた。 「学力向上研究部」については、研究協議会を通じて、効果のある指導方法を全市立小・中学校に示した。
「宇治学研究部」については、5年・8年(中2)・9年(中3)の単元構造図・単元指導計画について検討を行うことができた。 平成28年度の取組及び実績
小学校においては、全校児童を対象に、少人数指導や個別指導、補習授業等を実施した。
また、中学校においては、指導員を活用して全校生徒を対象にした授業支援とともに、希望者を対象とした補習授業やテスト前の学習相談会などを実施し た。
さらに、指導方法や指導機会の方策について各小・中学校へ啓発するとともに、児童・生徒の学力の充実、希望進路の実現に向けて、教材・参考図書の配 布等を行った。
通信制を含む高等学校進学率は99. 2%であった。
所管課
千円
―
事 業 名 称 教育研究費
決算額
一貫教育課 決算額
□拡大 ■現状維持 □改善・効率化 □縮小 □休止・廃止 □完了 今後の課題
より一層のきめ細かな個に応じた指導の充実に加え、家庭支援の方策の検討が必要である。
こうしたことから各学校では、児童生徒支援加配やまなび・生活アドバイザーを活用した校内体制による組織的な取組を進めるとともに、保育所や青少年セ ンター等地域関係機関との連携強化の方策を図る必要がある。
一貫教育課 7, 846 事 業 名 称
関連 施策
取組の効果 教育研究員事業
「学力向上研究部」 … 小中学校の学力充実・向上に関する研究 「宇治学研究部」 … 「宇治学」副読本作成に係る研究
「外国語活動研究部」 … 小中一貫教育に資する外国語活動の在り方について研究 「情報教育研究部」 … 教科指導における効果的なICT活用に係る研究
□拡大 ■現状維持 □改善・効率化 □縮小 □休止・廃止 □完了 事業の概要
取組の効果
京都府における平成28年3月卒業中学生の通信制を含む高等学校進学率は98. 9%であり、本年度の本市における進学率は、平成29年3月卒業中学生の 京都府進学率と一定同じレベルであると考えられる。
基礎学力の定着・向上について課題のある中学校に対して、学校の取組に対する体制等への支援を行うとともに、市立全小・中学校における基礎学力充 実のための教材作成等への取組に対する支援を行う。
平成28年度の取組及び実績
今後の方向性
今後の方向性
市立の全小中学校で「宇治で学ぶ、宇治を学ぶ、宇治のために学ぶ」のコンセプトのもと、共通して学ぶ内容を各学年の重点単元として示すとともに、探究 的な学習の切り口となる宇治市版の副読本の作成を進め、自ら学ぶ意欲・態度の育成の推進に努めることができた。また、「宇治茶スタートセット」を活用した 抹茶体験学習を全ての小学校で実施し、宇治で育ち宇治の将来を担う本市の児童に共通して本市の伝統産業である宇治茶の学習を進めることができた。
小・中学校「総合的な学習の時間」推進費 平成28年度の取組及び実績
作成した副読本の現場での有効活用について研究を行い、授業公開などを通して各校への啓発を行う必要がある。また、重点単元での児童生徒の自主 的・実践的な態度を育成するための体験的な学習を実施していく必要がある。
関連 施策
施策2 7, 142 千円
事業の概要
所管課 事 業 名 称
取組の効果
□拡大 ■現状維持 □改善・効率化 □縮小 □休止・廃止 □完了
各学年の重点単元として再構築し具体化するとともに、各小中学校で実施する「宇治学」学習が充実したものとなるよう、以下の2事業を実施する。 (1) 「宇治学」副読本の作成と配布
(2) 小学校の宇治茶学習への支援
関連 施策 決算額
一貫教育課
施策2
(1) 「宇治学」副読本の作成と配布
4・7年(中1)の副読本の検討、取材、編集
3・6年の副読本、指導の手引き及びワークシートを作成し、市立小学校22校に配付(各学年約1,700部) (2) 小学校の宇治茶学習への支援
各小学校に市内産の抹茶を配布
「宇治学」 先生のための宇治茶研修講座の開催
今後の課題
画一的な授業ではなく、地域や児童・生徒の実態に応じて、各学校が創意工夫し、特色ある教育活動を展開するため、総合的な学習の時間の実施にかか る予算の配分を行う。
総合的な学習の時間の取り組みは定着してきているが、事業の目標を踏まえ、児童・生徒へのより様々な分野の学習機会の提供に努める必要があるため、 継続実施する。
□拡大 ■現状維持 □改善・効率化 □縮小 □休止・廃止 □完了 平成28年度の取組及び実績
取組の効果
社会人講師等によって、従来の授業とは異なる学習を行うことにより、幅広い学習機会を提供し、学力向上につながる特色ある教育活動を行うことができ た。
事 業 名 称 「宇治学」推進事業
所管課
事業の概要
◎小学校「総合的な学習の時間」推進費 5, 695千円 主な学習内容
・国際(異文化)理解学習
◎中学校「総合的な学習の時間」推進費 5, 166千円 主な学習内容
・国際(異文化)理解学習 ・緑化推進
学校教育課 決算額 10, 861 千円
今後の方向性
今後の方向性
今後の方向性
― 学校教育課
学校図書館費
千円
学校における読書活動を推進するため、学校司書の体制も含め、学校図書館における教育環境の充実にむけ、事業の成果を検証する必要がある。
事業の概要
各教科の授業等で必要な教材について、教材備品の整備に関する規程を設けるなど学校間の格差が生じないよう配慮しながら、教材の充実を図る。
今後の課題
決算額
45, 883 千円
施策8
多様化する教材に対して、学校現場のニーズに合わせ、今後も継続して各校の特色を活かした教材整備の充実に努める。 □拡大 ■現状維持 □改善・効率化 □縮小 □休止・廃止 □完了
□拡大 ■現状維持 □改善・効率化 □縮小 □休止・廃止 □完了 平成28年度の取組及び実績
小・中学校の一般教材備品、理科教育振興備品などの充実を図り、教育環境の整備に努めた。 ◎小学校教材充実費 36, 054千円
◎中学校教材充実費 17, 212千円 取組の効果
教材等の購入費用について適正に執行し、各校における教育環境を整備することにより、教育活動の充実に寄与した。
関連 施策
施策5
学校教育課 年間、幼稚園4園へ延べ69日、小学校22校へ延べ921日、中学校10校へ延べ783日派遣することができた。
平成28年度の小学校5・6年生の学級数は合計116学級であり、年間35週間の授業日数で考えれば、小学校は116学級× 35週/2=2, 030時間の必要時間 で、1日あたりの時間数は2, 030時間/921日=2. 20時間となった。
同様に、中学校1∼3年の学級数は合計136学級、年間必要時間は136学級× 35週=4, 760時間、1日あたりの時間数は4, 760時間/783日=6. 08時間と なった。
取組の効果
事 業 名 称 小・中学校教材充実費
所管課
千円 53, 266
関連 施策 今後の課題
学習指導要領では、中学校では週当たり4時間の英語科、小学校5・6年では週当たり1時間の外国語活動の実施をしているところであり、より一層会話を重 視した指導が求められている。これらに対応するため、教員とともに英語指導助手が連携して指導を行うことにより、児童生徒の興味関心を高めることができ た。さらに、英語指導助手のネイティブな発音を活かして、毎日の全校英語放送・運動会の英語アナウンスやヒアリング、スピーキングテストの支援なども行わ れており、より積極的な活用が図られた。
英語指導助手設置費
所管課 今後の課題
事 業 名 称
一貫教育課 ■拡大 □現状維持 □改善・効率化 □縮小 □休止・廃止 □完了
決算額 事業の概要
JETプログラム(「語学指導等を行う外国青年招致事業」(総務省、外務省、文科省、国際化協会)で招致した10名を、英語指導助手(AET)として市立幼、 小・中学校への派遣を行い各校における外国語教育や国際理解教育の充実を図る。
また、教職員研修で活用するとともに、生涯学習の一環として市民の学習機会での活用を図る。 平成28年度の取組及び実績
関連 施策 39, 628
決算額
児童・生徒の基礎学力の定着、向上のため、小・中学校の学校図書館図書を充実させるとともに、学校司書の配置と学校図書館ボランティアの活用により 図書館教育の充実を図る。また、学校図書館ボランティアの養成のため、希望する保護者・市民が必要な知識・技術を修得する講座を開催する。
所管課
◎図書館教育充実事業費 22, 059千円 拠点校7校及び代表校1校に学校司書を配置 ◎図書館ボランティア養成事業費 69千円 ボランティア養成講座開催数 2回 ◎学校図書館図書充実費
小学校 9, 800千円 中学校 7, 700千円 事業の概要
事 業 名 称
取組の効果
平成28年度の取組及び実績
図書の購入・配架、学校司書による支援や、学校図書館ボランティアの活動により、児童・生徒の学習活動や読書活動の充実を図ることができた。また、宇 治市立図書館と共同してボランティアを養成することを目的に、図書館ボランティア研修会を開催し、地域の教育力活用により、学校図書館の一層の充実を 図った。
今後の方向性
今後の方向性
所管課 一貫教育課
関連 施策
施策7 386
事 業 名 称
① 宇治市小学生理科教室(京都大学宇治キャンパス)
自然に親しませ、身の回りの環境に関心をもたせ、自然を愛する心情を育てること、及び、 自然の事物・現象についての科学的な見方や考え方を養うこ とを目的として実施し、市立小学校20校から植物教室74名(5年48名、6年26名)、昆虫教室78名(5年54名、6年24名)、計152名(5年102名、6年50名)が参 加
② 中学校教員研修 〔エネルギー理工学研究所見学〕
世界最先端の科学研究機関である京都大学宇治キャンパスの研究内容についての講演を聴くことやその実験装置を見学すること、また、簡単な教材を 製作することをとおして、理科教員としての見識を高め、宇治市の中学校理科教育の向上を図るために実施し、宇治市立中学校理科担当教員の10名が参 加
③ 小学生施設訪問学習1(エネルギー理工学研究所)
「電磁石のはたらき」の発展学習として、電磁石の性質を利用したものの工夫について、製作や実験を通じた体験学習とともに、世界最先端の研究施設 (エネルギー理工学研究所・プラズマ実験装置)の見学をすることを目的として実施し、南小倉小学校の5年児童36名、引率教員2名が参加
④ 中学生理科教室(生存圏研究所)
自然に親しませ、自然の事物・現象についての科学的な見方や考え方を養うとともに、自然を愛する心情を育てること、及び、 科学の最先端の研究に触 れることにより、科学への興味を高め、科学技術に夢と希望を持つ人材育成を目指して実施し、黄檗中学校で市内3中学校の理科(科学)部員24名が参加 ⑤ 小学生施設訪問学習2(化学研究所)
「物の溶け方」の発展学習として、ペーパークロマトグラフィーを使って、水溶液に溶けている物を分離する体験学習を行うことにより、科学に興味を持つ きっかけとするとともに、世界最先端の研究施設の見学をすることにより、最先端の科学研究・技術を身近に感じることを目的として実施し、北小倉小学校 の5年児童42名、引率教員3名が参加
⑥ その他
東宇治幼稚園での幼稚園出前授業(生存圏研究所)、京都大学宇治キャンパス総合研究実験1号館での小学校教員のスーパーコンピュータ見学
事業の概要
今後の課題
通常の学級における発達障害を含む障害のある児童生徒の学習面や生活面の困難を改善するため、市立小・中学校に支援員(宇治市臨時職員)を配置 し、通常の学級に在籍する発達障害を含む障害のある児童生徒への特別支援教育校内推進体制を整備する。
いきいき学級支援員設置費
22, 328
いきいき学級支援員を活用する中で特別支援教育コーディネーターがフリーで各教室の状況を把握したり、個別面談を行ったりすることができた。そうした 中で特別支援教育コーディネーターを中心とした校内の特別支援教育推進体制を確立することができ、当該児童生徒の個別の指導計画は670名分、率にし て55. 6%を作成することができ個別指導の充実が図れた。
決算額
□拡大 ■現状維持 □改善・効率化 □縮小 □休止・廃止 □完了
個別の指導計画作成率を80%にするとともに、進路実現に向けた取組を行い、全員の希望進路を実現する必要がある。 取組の効果
千円
平成28年度の取組及び実績
スクール・サイエンス・サポート事業
特別支援教育体制を推進する上で、発達障害者に対する支援が喫緊の課題となっている。こうした児童生徒は、文科省の調査では通常の学級に約6. 5% 在籍しているとしているが、本市においては平均で10. 7%である。
市内各校においては、いきいき学級支援員を活用する中で特別支援教育コーディネーターがフリーで各教室の状況を把握したり、個別面談を行ったりする ことができた。また、取り出し指導等、個別の指導・支援を行うこともできた。そうした中で特別支援教育コーディネーターを中心とした特別支援教育推進体制 を確立することができ、当該児童生徒の個別の教育支援計画及び個別の指導計画等に基づく組織的で継続的な指導を実施することができるようになってき た。
事 業 名 称
決算額 千円
平成28年度の取組及び実績
京都大学宇治キャンパスと連携した取組を実施することで、教員・児童が最先端技術に触れるとともに、学校ではできない体験(実験)を実施することができ た。体験した児童にとって、科学に関する興味・関心を高めることができた。
施策4 施策8 所管課
関連 施策
小学校の理科の指導では、「児童の自然や理科の学習に興味関心をもたせること」や、「観察や実験による考察・結果をまとめ知識を獲得すること」などに苦 労しているところであり、スクール・サイエンス・サポート事業で京都大学を訪問することにより、児童は最先端の科学施設に触れ、実験や体験の中で科学に 興味関心を抱くという点で効果が見られた。しかしながら、京都大学宇治キャンパスは教育機関でなく研究機関であり、また本取組が単発事業であることか ら、学校での理科教育の推進にどのように活かしていけるのかをさらに検討する必要がある。
■拡大 □現状維持 □改善・効率化 □縮小 □休止・廃止 □完了 事業の概要
取組の効果
京都大学宇治キャンパスの最先端技術の見学及び、京都大学の研究者による講義や体験(実験)授業の実施。
施策2
豊かな心をはぐ
く
む教育の推進
今後の方向性
同和問題をはじめとする様々な人権問題について理解を深め、その指導方法を研修し、指導力の向上を図ることができ、人権教育の充実を図る事ができ た。
施策6 関連
施策 0
所管課
千円 人権教育研修講座
目標値・指標値 (平成29年度)
▽ △ 小学校6年生
87.7% 中学校3年生
93.6% 計画策定前
現状値
27年度実績値
目標値・指標値 (平成33年度)
■
目標値・
指標値
28年度実績値
目標に対 する進捗
状況
△
⑨ 適応指導教室(
Uj
i
ふれあい教室)
の推進
小学校6年生 87.1% 中学校3年生
93.4% 小学校6年生
88.9% 中学校3年生
91.4% (平成25年度)
小学校 4.08% 中学校 9.70%
決算額
小学校 3.99% 中学校10.62%
△
事 業 名 称
②「
宇治学」
の充実(
伝統・
文化を学ぶ活動の充実)
④ ボラ
ンティ
ア学習の充実
△
■
推進施策
小学校 0.72% 中学校 3.05%
一貫教育課
⑦ 情報モラ
ル教育の充実
⑧ 相談体制の充実
問題行動指導実人数の率
⑤ 環境教育の充実
小学校 3.59% 中学校 13.02% (平成24年度)
⑥ いじ
め防止対策の充実
③ キャ
リ
ア教育の充実(
社会的・
職業的自立に向けた力の養成)
①「
心の教育」
の充実(
道徳教育、
人権教育の充実)
平成28年度の取組及び実績
今後の課題
研修内容について、検討していく必要がある。
校種、年齢層も幅広いため、焦点が絞りにくいことから、研修対象について検討が必要である。 人権教育研修講座を実施し、29名が参加した。
取組の効果
□拡大 ■現状維持 □改善・効率化 □縮小 □休止・廃止 □完了 95%
(平成24年度)
小学校 0.48% 中学校 3.22% (平成24年度)
小学校 0.80% 中学校 4.02% 不登校児童生徒出現率
小学校 100% 中学校 93.6%
小学校 99.5% 中学校 89.0% 認知されたいじめの年度内解消率
市立幼稚園、小・中学校の教職12年目、22年目、32年目の教職員が「人権教育及び啓発の推進に関する法律」に基づいて策定された「宇治市人権教育・ 啓発推進計画」に従い、人権問題について理解を深め、特に生命を尊重する人権教育のあり方と指導方法を研修する。
事業の概要
■
主な取組
人権意識の定着割合
(全国学力・学習状況調査で「いじめは、どんな理由が あってもいけないことだと思いますか」に「当てはまる」「ど ちらかといえば当てはまる」と回答した児童生徒の割合)
小学校6年生 94.7% 中学校3年生
92.9% (平成25年度)
小学校6年生 95.5% 中学校3年生
93.3%
小学校6年生 95.6% 中学校3年生
92.8%
小学校6年生 100% 中学校3年生
100%
※ 進捗状況 … 「◎」達成している 「○」概ね達成している 「△」概ね計画どおり 「▽」遅れている・改善が必要 「−」未着手 規範意識の定着割合
今後の方向性
今後の方向性
今後の方向性
画一的な授業ではなく、地域や児童・生徒の実態に応じて、各学校が創意工夫し、特色ある教育活動を展開するため、総合的な学習の時間の実施にかか る予算の配分を行う。
今後の課題
総合的な学習の時間の取り組みは定着してきているが、事業の目標を踏まえ、児童・生徒へのより様々な分野の学習機会の提供に努める必要があるため、 継続実施する。
平成28年度の取組及び実績
「道徳教育研究部」、「情報教育研究部」については、授業公開や研修講座を実施し、多くの教員が参加して自校の教育実践につなぐことができた。 「宇治学研究部」については、5年・8年(中2)・9年(中3)の単元構造図、単元指導計画について検討を行うことができた。
教育研究員事業
「道徳教育研究部」 … 道徳的価値の内面的自覚を促す指導方法に関する研究 「情報教育研究部」 … 教科指導における効果的なICT活用に係る研究 「宇治学研究部」 … 「宇治学」副読本作成に係る研究
359 所管課
施策1 事 業 名 称 教育研究費
各学年の重点単元として再構築し具体化するとともに、各小中学校で実施する「宇治学」学習が充実したものとなるよう、以下の2事業を実施する。 (1) 「宇治学」副読本の作成と配布
(2)小学校の宇治茶学習への支援
作成した副読本の現場での有効活用について研究を行い、授業公開などを通して各校への啓発を行う必要がある。また、重点単元での児童生徒の自主 的・実践的な態度を育成するための体験的な学習を実施していく必要がある。
小・中学校「総合的な学習の時間」推進費
所管課 学校教育課
関連 施策
施策1
社会人講師等によって、従来の授業とは異なる学習を行うことにより、幅広い学習機会を提供するとともに、体験的な学習を通じて児童・生徒の豊かな心を 育むことができた。
今後の課題
◎小学校「総合的な学習の時間」推進費 5, 695千円 主な学習内容
・国際(異文化)理解学習
◎中学校「総合的な学習の時間」推進費 5, 166千円 主な学習内容
・国際(異文化)理解学習 ・緑化推進
取組の効果
千円 一貫教育課
関連 施策 事業の概要
事 業 名 称
平成28年度の取組及び実績
□拡大 ■現状維持 □改善・効率化 □縮小 □休止・廃止 □完了 事業の概要
千円 取組の効果
施策1 決算額
市立の全小中学校で「宇治で学ぶ、宇治を学ぶ、宇治のために学ぶ」のコンセプトのもと、共通して学ぶ内容を各学年の重点単元として示すとともに、探究 的な学習の切り口となる宇治市版の副読本の作成を進め、宇治学の充実に努めることができた。また、「宇治茶スタートセット」を活用した抹茶体験学習を全 ての小学校で実施し、宇治で育ち宇治の将来を担う本市の児童に共通して本市の伝統産業である宇治茶の学習を進めることができた。
今後の課題
一貫教育課 千円 □拡大 ■現状維持 □改善・効率化 □縮小 □休止・廃止 □完了
事 業 名 称
決算額 10, 861 様々な今日的教育課題を解決するため、指導主事と教育研究員が協働して学校教育に係る指導・助言や相談を行う。 また、教育研究員が日常の教育実践に基づいた教育研究を行い、学校教育の充実を図る。
事業の概要
決算額
(1) 「宇治学」副読本の作成と配布
4・7年(中1)の副読本の検討、取材、編集
3・6年の副読本、指導の手引き及びワークシートを作成し、市立小学校22校に配付(各学年約1,700部) (2) 小学校の宇治茶学習への支援
各小学校に市内産の抹茶を配布
「宇治学」 先生のための宇治茶研修講座の開催
7, 142 「宇治学」推進事業
所管課 研究員に負担がかからないよう、自身の実践を中心に研究内容を深めることが必要である。
関連 施策
今後の方向性
今後の方向性
今後の方向性
0 千円 事業の概要
決算額
各幼稚園、小・中学校の取組みについて、環境対策委員会(市教委・学校・環境企画課)で点検・評価を行い、報償費を配分する。 事業の概要
事 業 名 称 いじめ調査委員会委員報酬
平成28年度の取組及び実績
外部の専門家は、事案ごとに選任するため、委員を決定するまでに時間がかかる可能性がある。
□拡大 ■現状維持 □改善・効率化 □縮小 □休止・廃止 □完了 今後の課題
いじめの重大事態が発生した(又は発生したと思われる)場合に、教育委員会に外部の専門家で構成する「いじめ調査委員会」を設置、調査・報告を行う。 事業の概要
取組の効果 実績なし。
幼稚園や学校での生活の中で、環境活動に関する行動を促し、環境教育を進めることができた。
児童生徒に豊かな人間性や、社会性を育成するとともに、勤労観や職業観、職業に関する知識や技能などを身につける機会となっている
平成28年度の取組及び実績
地域社会における豊かな体験活動を通して、児童生徒に豊かな人間性や、社会性を育成するために、たくましい勤労観や職業観、職業に関する知識や技 能などのいわゆるキャリア教育に関する事業及び児童生徒の豊かな文化体験等を行う事業を実施する。
今後の課題
小学校22校、中学校10校の全校で仕事に関する体験活動を実施した。
各幼稚園、小・中学校において、園・校内の緑化活動や、ごみの分別、ペットボトルのエコキャップ回収運動、節電・節水など、環境に配慮した学習や活動 を実施した。
取組の効果
平成28年度の取組及び実績
□拡大 ■現状維持 □改善・効率化 □縮小 □休止・廃止 □完了
千円 所管課
今後の課題
関連 施策
―
決算額 759
全校での実施を継続していく。
□拡大 ■現状維持 □改善・効率化 □縮小 □休止・廃止 □完了 取組の効果
各幼稚園、小・中学校のより自主的な活動を促進し、特色ある取り組みの実施の仕方や環境意識を啓発できるよう検討し、継続実施する。
―
事 業 名 称 学校版環境ISO実施事業費
学校教育課
所管課 教育支援課
関連 施策 事 業 名 称 仕事・文化体験活動推進事業費
所管課 一貫教育課
関連 施策 決算額 2, 100 千円
今後の方向性
今後の方向性
関連 施策
施策6 決算額 9, 730 千円
事業の概要
事例研究セミナー(年3回)や、委託事業の実施などを通じ教職員の、保護者への啓発、関係機関との連携方法など、教育相談における指導力量の向上を 図る。
また、「いじめ防止月間」を設定し、いじめ防止の取組を強化する。 平成28年度の取組及び実績
今後の課題
□拡大 ■現状維持 □改善・効率化 □縮小 □休止・廃止 □完了 事 業 名 称
生徒指導の推進、研究や保護者に対する啓発を行うとともに、児童生徒の問題行動に対し適切な指導を行うため、教職員に対して事例研究セミナー等を 開催した。
11月を「いじめ防止月間」として設定し、いじめ防止のための啓発活動を実施した。また、平成28年度は不登校児童生徒を支援するモデル事業を府より受託 し、コーディネーターや支援員、SSWによる学校訪問や家庭訪問により、不登校児童生徒の支援を実施した。
問題行動 延べ指導人数 小学校 578人(前年比 8人減) 中学校 915人(前年比 37人増) 不登校 人数 小学校 74人(前年比 10人減) 中学校 151人(前年比 50人減)
大量退職、大量採用の時代の中、若手教員の研修とともに、中堅教員育成のための講座をさらに充実させる。 事業の概要
時代のニーズに応じ、本市の教育課題に関する研修を深め、指導力の向上を図ることができた。 決算額
平成28年度の取組及び実績
本市学校教育の諸課題について研修を深め、教職員の資質能力の向上及び指導力の充実・強化を図るため、一般研修(職能別研修、教職経験年数別研 修、専門研修、公開授業研修、領域別研修)と専門研修(英語教育研修)、情報教育研修の講座を開設し実施した。
取組の効果
一般研修として道徳教育公開授業講座・人権教育研修講座など24回開催し、受講者総数は732名であった。
施策6
事 業 名 称
取組の効果
教職員の研修や保護者への啓発を行い、生徒指導の推進を図ることができた。児童・生徒の問題行動は、低年齢化等の課題を抱えており、適切な指導体 制、相談体制の確保とともに、新たなタイプの問題行動や不登校に対応するために、専門家による相談体制の確保・充実と教員の指導力の向上を図る必要 がある。さらに、いじめの発生しにくい学級集団作りに向けた研修、虐待に対する正しい認識と迅速な対応に向けた研修の充実を図る必要がある。不登校児 童生徒支援モデル事業については、効果を踏まえ、今後の事業化に向けて、他事業の整理を行っていく必要がある。
千円
生徒指導研究推進費
所管課 教育支援課
233 講座等開催費
所管課 一貫教育課
関連 施策
事例研究セミナーの実施等を通じて、教員の指導力量の向上を図った。平成28年度指導延べ人数は小学校で8人減少したが、中学校では37人増加した。 不登校は小学校で10人減少し、中学校で50人減少している。また、いじめ防止啓発のための掲出物の掲出により、児童生徒及びその保護者並びに教職員 に対していじめを防止することの重要性に関する理解を深める機会としている。不登校児童生徒支援モデル事業では、17小中学校に、45ケースの支援に入 り、35ケースで改善が見られた。
今後の課題
今後の方向性
今後の方向性
関連 施策 教育支援課
決算額
市内小学校3年生から中学校3年生の不登校児童生徒を対象としている。不登校児童生徒にとって適応指導教室は心の居場所として心理面の安定を図る 場となり、小集団による援助指導を行い、作業や遊びなど体験活動を通して自分自身を表現して自信を回復させ、人間関係の取り方を学べる場として、学校 復帰に向けて支援を行っている。
事 業 名 称
8, 240 千円 取組の効果
教育支援課
関連 施策
所管課 事業の概要
臨床心理を専攻する大学院生及び院卒生を市内10中学校全てに配置し、別室登校生徒や不登校傾向生徒等の相談活動を中心に実施する。 小学校での不登校児童の増加に伴い、小学校にも配置することとし、平成26年度は2校に、平成27, 28年度には4校に配置した。
― 事 業 名 称
― 千円
所管課
市内10中学校と平成27, 28年度には4小学校に拡充して、臨床心理を専攻する大学院生を中心とした「心と学びのパートナー」を派遣し、別室登校や不登 校傾向の生徒の悩みに気軽に応じる相談員として配置した。
【中学校】
対応延べ人数 1, 782人 【小学校】
対応延べ人数 370人
心と学びのパートナー派遣事業費
決算額 3, 347
平成28年度の取組及び実績
適応指導教室運営費
児童生徒が身近に感じる年齢層(臨床心理専攻の大学院生)を相談員に委嘱し、気軽に相談できる環境を整備し、児童生徒の問題行動や不登校の未然 防止に努めた。定期的に対象児童生徒と会うなかで、生徒に寄り添って感情を受け止めることができ、精神面での安定、心の回復や成長を促すことができ た。
今後の課題
□拡大 □現状維持 ■改善・効率化 □縮小 □休止・廃止 □完了
事業の概要
不登校児童生徒が学校生活や社会生活に適応できるよう指導・援助を行った。
平成28年度の適応指導教室在籍の児童生徒のうち、中学3年生は4人であり、中学校卒業後は全員が高等学校へ進学を果たした。 平成28年度の取組及び実績
小学校3年∼中学校3年までの不登校児童生徒に対して、個々の状態に応じて適応指導教室で受け入れ、学校、保護者、関係機関と連携を図り学校復帰 へ向けて支援を行った。
在籍児童生徒数 13人 改善状況 学校復帰 5人 部分登校 2人 好転 5人 変化なし 1人 取組の効果
今後の課題
軽度発達障害を起因とした人間関係の不調から二次的な不登校に陥るケースが見られる。困難なケースの対応も見られる。引き続き、専門的な知識を学 び、子どもたちの心の居場所として、Ujiふれあい教室を開設し、各学校や関係機関との連携を図る中で、学校復帰に向けて取組をすすめていく。
■拡大 □現状維持 □改善・効率化 □縮小 □休止・廃止 □完了
施策3
たく
まし
く
、
健やかな身体をつく
る
教育の推進
今後の方向性
△ 体力合計点平均値
(全国体力・運動能力、運動習慣等調査)
■
主な取組
小学校5年生 男子49.57 女子50.23 中学校2年生
男子40.46 女子46.63 小学校5年生
男子51.73 女子50.47 中学校2年生
男子42.18 女子48.09 (平成24年度)
小学校6年生 95.4% 中学校3年生
70.3% (平成25年度)
小学校5年生 男子92.5% 女子84.2% 中学校2年生
男子90.0% 女子72.5% (平成24年度)
小学校5年生 男子92.4% 女子83.0% 中学校2年生
男子90.0% 女子79.3%
小学校5年生 男子91.4% 女子85.2% 中学校2年生
男子88.7% 女子75.0%
京都府平均 以上
調査内容の変 更により実績値
なし
小学校6年生 95.1% 中学校3年生
72.5% 小学校5年生
男子50.19 女子51.05 中学校2年生
男子41.29 女子47.90
1, 745
□拡大 ■現状維持 □改善・効率化 □縮小 □休止・廃止 □完了
① 運動習慣の定着(
体力向上)
計画策定前 現状値 小学校6年生
3.20% 中学校3年生
1.43% (平成25年度)
目標値・指標値 (平成29年度)
目標に対 する進捗
状況
△
事 業 名 称 フッ化物洗口事業費
② 健康教育の充実
■
推進施策
小学校6年生 4.88% 中学校3年生
2.03%
27年度実績値 28年度実績値
■
目標値・
指標値
目標値・指標値(平成33年度)
④ 安全教育の充実
③ 食育の充実
○ 京都府平均
以上 肥満傾向の割合
(健康調査における肥満傾向の児童生徒の割合)
平成28年度の取組及び実績 事業の概要
う歯予防効果の高いフッ化物洗口の実施により、児童の健全な発育の推進に努めた。フッ化物洗口は継続的に実施することで、う歯予防効果が高まること から、引き続き実施することでう歯保有率が減少する見通しである。
小学校6年生 4.02% 中学校3年生
2.09%
京都府平均 以下
小学校6年生 94.3% 中学校3年生
93.0%
取組の効果
― 決算額
小学校6年生 95.0% 中学校3年生
93.1%
△
0時までに就寝する割合
(全国学力・学習状況調査で「普段、0時までに寝る」と回 答した児童生徒の割合)
フッ化物洗口は継続実施することにより、う歯予防効果が高まる事業であるため、引き続き実施した上で、児童のう歯保有率の推移を長期的に確認する必 要がある。また、フッ化物洗口だけでなく、歯科治療の促進やその他各種う歯予防対策を併せて行うことにより、う歯保有率の低下に努める必要がある。 宇治市立全小学校・全学年児童の希望者を対象に、フッ化ナトリウム水溶液によるフッ化物洗口(うがい)を実施した。
◎事業実施児童数 9, 321人 ◎事業実施率 約90. 4% ◎平均実施回数 25. 5 回
今後の課題
関連 施策
所管課 学校教育課
千円 運動やスポーツをすることが好きな児童生徒の割合
(全国体力・運動能力、運動習慣等調査で、「運動やス ポーツをすることは好きですか」に「好き」「やや好き」と回 答した児童生徒の割合)
朝食を毎日食べている割合
(全国学力・学習状況調査で「朝食を毎日食べています か」に「している」「どちらかといえば、している」と回答した 児童生徒の割合)
宇治市立全小学校・全学年児童の希望者を対象にフッ化ナトリウム水溶液によるフッ化物洗口(うがい)を実施する。 小学校6年生
94.6% 中学校3年生
91.9% (平成25年度)
京都府平均 以上
※ 進捗状況 … 「◎」達成している 「○」概ね達成している 「△」概ね計画どおり 「▽」遅れている・改善が必要 「−」未着手 京都府平均
今後の方向性
今後の方向性
今後の方向性
千円
平成28年度の取組及び実績
126, 551
学校保健及び学校安全に関し、法令に定める健康診断の実施や環境衛生の確保に努め、学校管理下における事故災害に対する必要な給付を行い、園 児、児童・生徒の心身の健全な育成を図る。
幼稚園、小・中学校保健管理費
事業の概要
関連 施策 学校教育課
事 業 名 称
決算額
園児、児童・生徒の健康診断や各種検診・検査を実施した。 ◎小学校保健管理費 78, 463千円
◎中学校保健管理費 35, 059千円 ◎幼稚園保健管理費 4, 920千円 ◎小学校心臓検診充実費 5, 376千円 ◎中学校心臓検診充実費 2, 681千円 ◎結核予防対策費 52千円
事 業 名 称 取組の効果
学校保健安全法に基づく各種事業を継続的に実施することにより、学校教育の円滑な実施とその成果の確保に資するため、児童・生徒の健康保持の増 進、安全確保に努めた。
今後の課題
平成28年度の取組及び実績
― 所管課
□拡大 □現状維持 □改善・効率化 □縮小 □休止・廃止 ■完了
学校教育課 今後の課題
所管課
文部科学省から2か年(27∼28年度)の事業委託を受け、市教委、学校、医療機関、地域住民等の関係者で地域協議会を組織するとともに、研究協力校 として北宇治中学校を指定し、チェックシートを活用した睡眠習慣改善プログラムの実施及び地域課題に応じた生活習慣改善プログラムについての検討・取 組を実施した。
事 業 名 称 施策9
事業の概要
研究協力校の全生徒を対象に睡眠時間の記録表を記入させ、自らの睡眠状況を振り返らせるとともに、睡眠時間が十分取れていない原因を考えさせた。 また、総合的な学習の時間を活用して睡眠に関する調べ学習を実施し、その結果に基づいた啓発リーフレットの作成や、生徒会が中心となって、午後11時 までに寝て7時間以上睡眠を取ることを目標とするセブン−イレブン運動の展開等の取組を実施した。
生活習慣改善モデル事業 事業の概要
栄養面に配慮した昼食提供を行うことにより、生徒の健全な発育の促進に努めた。 今後の課題
宇治久世医師会から、校医報酬の増額(出校料の付与)を求められている。また、心臓検診を省略4誘導から、より精密な12誘導に変更することも検討する 必要がある。
― 5, 344
□拡大 ■現状維持 □改善・効率化 □縮小 □休止・廃止 □完了
1, 270 千円
平成28年度の取組及び実績
各家庭のパソコンや携帯電話等で弁当の注文予約・代金支払手続きが可能となる予約システムにより、家庭の事情等で持参できない生徒の昼食の提供を 行う。
決算額
教育支援課
対象を小学生や、乳幼児を持つ保護者にも拡充し、生活習慣に係る家庭の約束づくりの取組を推進する。
決算額
関連 施策
千円
取組の効果 取組の効果
個々の生活習慣の実態や課題点を認識し、生徒自身が主体的に自らの生活習慣を考えるようになった。
□拡大 □現状維持 ■改善・効率化 □縮小 □休止・廃止 □完了 中学校昼食提供事業費
所管課
関連 施策
利用実績
南宇治中学校 6. 3% 西宇治中学校 0. 3% 西小倉中学校 0. 0% 広野中学校 0. 3% 宇治中学校 0. 3% 東宇治中学校 0. 2% 北宇治中学校 0. 2% 木幡中学校 0. 2% 槇島中学校 1. 5% 黄檗中学校 1. 0%
今後の方向性
今後の方向性 取組の効果
よりわかりやすく、充実した会議にするための内容の計画が必要である。 今後の課題
学校や幼稚園、家庭、地域諸団体及び警察や行政が緊密に連携し、子どもの安全を守る取組をより強固なものとすることを目的に、平成16年12月「宇治市 子どもの安全な生活を守るネットワーク会議」を設立し、毎年12月の「市民安全・安心推進旬間」の取組の一つとして、本ネットワーク会議を開催する。
事 業 名 称
205, 756
本ネットワーク会議の共同アピールのもとに、小学校区ごとに「学区安全管理委員会」が組織され、学校・家庭・地域社会が共に手を携えながら、地域ぐるみ で子どもの安全を守るという本市独自の取組が進められている。
□拡大 □現状維持 ■改善・効率化 □縮小 □休止・廃止 □完了 事業の概要
取組の効果
一貫教育課
調理委託によって給食運営の効率化を図るとともに、給食環境の改善を進め、成長期にある児童の健全な育成を推進することができた。
平成24年度に第2次学校給食調理民間委託実施方針の総括を行い、平成32年度まで直営校6校・委託校14校の給食調理体制を維持することとした。委託 料や業者選定方法、契約内容等について市場動向を十分に把握し、検討していく必要がある。
平成28年度の取組及び実績
学校教育課 千円
平成12年度から毎年の調理員の退職数に合わせて順次自校民間委託調理方式への移行を進め、給食運営の効率化を進めるとともに、委託化による財政 効果を活用し、給食食器更新など学校給食環境の整備や非常勤職員(学校栄養士)等の配置を行う等の給食環境の向上を図る。
事業の概要
第13回宇治市子どもの安全な生活を守るネットワーク会議の開催
―
今後の課題
平成28年度の取組及び実績
□拡大 ■現状維持 □改善・効率化 □縮小 □休止・廃止 □完了
―
決算額 0
宇治市子どもの安全な生活を守るネットワーク会議
所管課
関連 施策 千円
関連 施策 決算額
所管課 給食・調理環境充実費(管理運営分)
事 業 名 称
施策4
特別な教育的支援が必要な子ども
への支援の充実
今後の方向性
18校
22, 328
△ 17校
(平成24年度)
事 業 名 称
27年度実績値
小学校 52.2% 中学校 66.3%
決算額 いきいき学級支援員設置費
所管課 一貫教育課
△
□拡大 ■現状維持 □改善・効率化 □縮小 □休止・廃止 □完了 平成28年度の取組及び実績
千円
施策1 施策8
※ 進捗状況 … 「◎」達成している 「○」概ね達成している 「△」概ね計画どおり 「▽」遅れている・改善が必要 「−」未着手
目標に対 する進捗
状況
■
推進施策
③ 発達障害の早期支援
① 就学前から
一貫し
た支援体制の構築
28年度実績値
■
目標値・
指標値
計画策定前現状値
取組の効果
小学校 65% 中学校 65%
■
主な取組
小・中学校相談室の整備
関連 施策 小学校 58.0%
中学校 58.8% (平成24年度)
目標値・指標値 (平成29年度)
今後の課題
小学校 58.8% 中学校 77.2%
② 特別支援教育の充実
19校 通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする
児童生徒の個別の指導計画作成率
事業の概要
目標値・指標値 (平成33年度)
いきいき学級支援員を活用する中で特別支援教育コーディネーターがフリーで各教室の状況を把握したり、個別面談を行ったりすることができた。そうした 中で特別支援教育コーディネーターを中心とした校内の特別支援教育推進体制を確立することができ、当該児童生徒の個別の指導計画は670名分、率にし て55. 6%を作成するなど、特別支援教育の充実が図れた。
通常の学級における発達障害を含む障害のある児童生徒の学習面や生活面の困難を改善するため、市立小・中学校に支援員(宇治市臨時職員)を一日 当たり4時間程度を配置し、通常の学級に在籍する発達障害を含む障害のある児童生徒への特別支援教育校内推進体制を整備する。
④ 校内体制の整備・
充実
⑤ 希望に沿った進路の確保
個別の指導計画作成率を80%にするとともに、進路実現に向けた取組を行い、全員の希望進路を実現する必要がある。
特別支援教育体制を推進する上で、発達障害者に対する支援が喫緊の課題となっている。こうした児童生徒は、文科省の調査では通常の学級に約6. 5% 在籍しているとしているが、本市においては平均で10. 7%である。
今後の方向性
今後の方向性
今後の方向性
所管課 学校教育課・一貫教育課 決算額 6, 287 千円
小・中学校特別支援教育費 ―
事業の概要
◎小学校特別支援教育費 2, 723千円 うち扶助費(学校教育課分) 2, 462千円 うち備品等(一貫教育課分) 261千円 ◎中学校特別支援教育費 1, 516千円 うち扶助費(学校教育課分) 1, 344千円 うち備品等(一貫教育課分) 172千円
小学校21校43学級、中学校10校19学級の特別支援学級を設置し、児童・生徒の発達促進と 学力充実に努めるとともに、就学奨励費を支給した。
◎小学校特別支援学級開設費 1, 348千円 ◎中学校特別支援学級開設費 700千円
今後、児童・生徒のニーズが多様化することが見込まれる中で、支援体制の整備及び幼稚園や保育所(園)等との就学前の連携などの課題があるが、就学 前からの状況把握や個別の指導の充実について検討を行い、関係機関との連携を含め、総合的な支援体制の構築を視野に入れ、継続実施する。 今後の課題
取組の効果
関連 施策 事 業 名 称
特別な支援を必要とする児童・生徒の就学を保障するため、特別支援学級等の運営を行う。また、特別支援学級在級児童・生徒の保護者の経済的負担軽 減を図り、義務教育を保障するため、就学奨励費の支給を行う。
平成28年度の取組及び実績
所管課
□拡大 ■現状維持 □改善・効率化 □縮小 □休止・廃止 □完了
就学奨励費の支給や物品の購入などにより、保護者の経済的負担の軽減を図るとともに、特別な支援を必要とする児童・生徒の教育機会を確保することが できた。
―
決算額 0 千円
事業の概要
□拡大 ■現状維持 □改善・効率化 □縮小 □休止・廃止 □完了
0 千円 事業の概要
宇治市立幼稚園に入園を希望し、教育的な支援を必要とする幼児とその保護者に対して、一人一人の 障害の種類や状況はもとより、それぞれの教育的 ニーズに十分留意し、丁寧な就園指導をすすめる。
平成28年度の取組及び実績
担任や加配による支援が有効に機能するために、教育的な支援が必要な幼児への具体的かつ適切な支援につながる手立てを継続的に検討する必要が ある。
就学指導委員を任命又は委嘱し、障害のある児童、生徒及び就学前の幼児に対し、障害の状態、発達段階、特性などを的確に把握し、個々の教育的 ニーズに応じた就学指導を行う。
就学指導委員会に4つの専門部会を置いて相談活動等を実施する。 平成28年度の取組及び実績
平成29年度入園願書提出者及び進級児の内、各園で勧奨したケース及び保護者が希望したケースについて教育相談を実施した。 関連 施策
― 事 業 名 称
決算額
障害児一人一人の障害と発達の実態に基づいた相談活動により、特別支援学校、特別支援学級等、児童生徒の教育的ニーズにあった、就学、進路の相 談ができた。また、啓発紙「青い空に」の発行や、啓発の集いを開催するなど、特別支援教育に対する理解を高める活動ができた。
取組の効果 今後の課題
よりきめ細かな相談活動を行い、保護者と学校の児童生徒に関する理解をさらに深める必要がある。
□拡大 ■現状維持 □改善・効率化 □縮小 □休止・廃止 □完了
就園指導委員会
所管課 一貫教育課
事 業 名 称
今後の課題
関連 施策 就学指導委員会
一貫教育課
就学相談部・・・障害児一人一人の障害と発達の実態に基づいて、就・修学指導のための相談活動を行った。
進路相談部・・・障害児一人一人の障害と発達の実態に基づいて、児童生徒の就・修学及び進路の実現のための相談活動を行った。 調査研究部・・・障害児の就・修学や発達促進ための調査活動並びに必要な調査研究を行った。
啓発部・・・・・・・障害や障害児(者)に対する偏見や差別をなくし、特別支援教育に対する理解を高めるための研修・啓発活動を行った。 取組の効果
施策5
就学前の子ども
に関する
教育の充実
今後の方向性
今後の方向性
目標値・指標値 (平成29年度)
事業の概要
―
所管課 学校教育課
決算額
平成28年度の取組及び実績
取組の効果
千円 □拡大 ■現状維持 □改善・効率化 □縮小 □休止・廃止 □完了
△
◎
事 業 名 称
所管課
② 公立幼稚園教育の充実
関連 施策
多子世帯支援事業費
小学校3年生までとしている幼稚園保育料に係る多子計算の年齢制限を満18歳未満に拡大して補助金を交付することにより、第3子以降の保育料無償化 を行う。
◎助成者数
満3歳児・・・109人 3歳児・・・560人 4歳児・・・698人 5歳児・・・734人
*満3歳児は3歳の誕生日を迎えた園児 合計・・・2, 101人
適正に補助金を交付し、多子世帯の経済的負担を軽減することができた。
対象世帯の幼稚園保育料について、補助金を交付することにより、多子世帯の経済的負担軽減に努めた。 ◎補助金交付延べ人数 1, 284人
◎補助金交付額 10, 077千円
学校教育課 今後の課題
関連 施策
― 決算額
今後の課題
今後も国・府の動向を注視し、安心して子どもを産み育てる環境づくりに努める必要がある。
■
目標値・
指標値
目標値・指標値(平成33年度)
22校
■
推進施策
① 子育て支援の充実
支給認定事務 に係る業務連 携
目標に対 する進捗
状況
全校実施 19校
(平成25年度)
22校
■
主な取組
253, 082 千円 私立幼稚園就園助成費補助金
※ 進捗状況 … 「◎」達成している 「○」概ね達成している 「△」概ね計画どおり 「▽」遅れている・改善が必要 「−」未着手 子ども子育て支援新制度下における、福祉部局とともに
築く子育て支援策
11, 751 少子化がますます進む中で、保護者の経済的負担を軽減するため、引き続き継続実施する。
事業の概要
国庫補助基準に沿って適正に助成し、保護者の経済的負担の軽減と幼稚園教育の振興を図ることができた。 平成28年度の取組及び実績
□拡大 ■現状維持 □改善・効率化 □縮小 □休止・廃止 □完了 保育所や幼稚園、家庭と連携して交流活動を実施してい
る小学校の校数
宇治市子ども・ 子育て会議の
設置
取組の効果 事 業 名 称
宇治市内に居住し、私立幼稚園に就園する園児の保護者に対し、国庫補助基準額による所得基準に応じて助成を行うことにより、保護者の経済的負担軽 減と幼稚園教育の振興を図る。
27年度実績値
③ 中学校ブロ
ッ
ク
における
保幼小中の連携強化
計画策定前 現状値
支援策構築 28年度実績値
今後の方向性
今後の方向性
千円 英語指導助手設置費
一貫教育課
今後の課題
関連 施策
施策1 決算額
0 平成28年度の取組及び実績
45, 883
保育所、幼稚園、認定こども園と小学校との連携した指導方法について研修し、幼児期の教育と児童期の教育との接続のあり方について、保幼小の保育 士、教員で話し合う合同研修会を実施し、18校の小学校から教員が参加した。
千円 所管課
取組の効果
園児が英語指導助手と交流することで、言語(英語)に興味・関心を持つことができた。
事 業 名 称 保幼小合同研修講座
年間、幼稚園4園へ延べ69日、派遣することができた。 事 業 名 称
事業の概要
JETプログラム(「語学指導等を行う外国青年招致事業」(総務省、外務省、文科省、国際化協会)で招致した10名を、英語指導助手(AET)として市立幼、 小・中学校への派遣を行い各校における外国語教育や国際理解教育の充実を図る。
また、教職員研修で活用するとともに、生涯学習の一環として市民の学習機会での活用を図る。
関連 施策
― 一貫教育課
限られた訪問回数の中、より効果的な交流方法等を検討する必要がある。
今後の課題
保育所の参加を増やす必要がある。
公私幼稚園、保育所の連携に関する意識や取組に差がある。
□拡大 ■現状維持 □改善・効率化 □縮小 □休止・廃止 □完了
決算額 所管課
取組の効果
研修では保幼小の連携の大切さを、保育士、教員それぞれの立場で再認識するとともに、15グループに分かれての研究協議は、それぞれの立場での教育 について、理解を深めることができた。
□拡大 ■現状維持 □改善・効率化 □縮小 □休止・廃止 □完了 平成28年度の取組及び実績
事業の概要